【市田柿と柿八】
南信州高森町市田が発祥の渋柿、飯田藩の殿様が柿を植えることを勧めたとか、伊勢神社の焼き柿から広がったのだとか説はいろいろとありますが、600年以上も前から栽培され、品種の選択や干し柿加工技術の改良が進められ、さらに天竜川の恵が詰まった美味しい干し柿として認知され今に至ります。
市田柿は、平成18年に「地域ブランド」として認定されたことでその名は干し柿の代名詞となりました。市田柿は甘さ、柔らかさ、色、大きさ、どれをとっても和菓子素材として他の追従を許さない優れた干し柿です。自社農園では、市田地区の2ヘクタールの土地を借り受け市田柿(苗木も含め約700本)の栽培を行っています。市田柿を丸ごと一個使い和菓子に仕上げた『福楽柿』等、この機会にぜひ味わってみてください。
|