■　　【市田柿最中うるるの製造】
市田柿あん最中「うるる」は、信州上伊那産の幻のもち米「白毛米（しらげまい）」を使用しています。
もちもちとして美味しい「白毛もち米」ですが、白毛米は育て方が難しい為、生産が減り続け、幻のもち米と言われてきました。
柿八では、地元の株式会社ふくやま（種菓子製造）にてその白毛米の最中種を、手焼きで香ばしくさっくりと焼いていただきました。

北海道産手亡白餡にペースト状にした地元特産「市田柿」と細かく刻んだ果肉を加えた贅沢な「柿餡」を一つひとつ丁寧に、最中種にたっぷり詰めていきます。
隠し味に加えた柚子皮のすり下ろしが、上品で爽やかな風味を醸し出してくれます。
≪市田柿≫2016年に「GI(地理的表示保護制度)」に認定されました。
南信州高森町市田が発祥の渋柿、飯田藩の殿様が柿を植えることを勧めたとか、伊勢神社の焼き柿から広がったのだとか説はいろいろありますが、 600年以上も前から栽培され、品種の選択や干柿加工技術の改良が進められ、 更に天竜川の恵が詰まった美味しい干柿として認知され今に至ります。