■ 【福楽柿(ふくらがき)の製造】
秋に稔った農園の市田柿は、皮を剥き「柿すだれ」にして干します。手間ひまをかけ寒さも深まった師走、白い粉がふき出しようやく干し柿の完成となります。
市田柿と栗の和菓子「柿寿楽」は、干し柿の中の種を除き、地元産「栗」と「手亡豆」の餡に天龍村産「柚子」を加えた爽やかな「栗きんとん餡」をたっぷり詰めます。
福楽柿は手作業で一つ一つ丁寧に作ります。形は多少の不揃いになりますがそこが和菓子の良いところ、貴方だけの1個!まさに一期一会にも通じます。
■ 【一つ一つ手造り、市田柿と栗の創作和菓子】
栗きんとん餡を詰め、ふっくらとした干し柿は、グラグラと沸いた小倉羊羹にヘタを残してくぐらせ表面を羊羹の膜で覆います。
羊羹が乾かないうちに、味甚粉(みじんこ)をまぶすと、見た目が「干し柿」その物!創作和菓子「福楽柿(ふくらがき)」の完成です。
市田柿本来の濃厚でふくよかな果肉と栗の優しい甘味、爽やかな柚子の香りは、団欒を、幸せで心休まる至福のひと時にさせてくれます
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